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執筆者の写真Shiryu KIRIE

個展やります

更新日:2020年6月19日

5月に東京・京橋の ask? http://asku.sakura.ne.jp/ask/ にて個展を計画しております.

新型コロナの状況によっては日程や案内状況が変更になる可能性がありますので本サイトにて最新情報をご確認ください.

追記(4月15日) 新型コロナの影響で日程が変更になりました.ご確認ください.


以下,個展情報です.

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Temple of Nymphaea -Herbarium-

Shiryu Kirié 個展

 “Temple of Nymphaea” は睡蓮の花の姿の変遷を解析し,園芸における「ヒトの感性によって駆動される花の進化」を追跡するためのリサーチプロジェクト.モネの絵画『睡蓮』にゆかりのある,19世紀フランスの品種群を中心に調査している.

 調査のために,これまで私は多くの植物を摘み取り,処置し,様々な方法でかたちを遺してきた.植物のかたちをとらえるということは,植物の進化/歴史をいわば「読む」ことである.そして花のかたちとは,世代を繋ぐために媒介者に提示される界面であり,媒介者との(たとえばヒトとの)関係/共存の歴史を刻みつけている.そうであるならば,我々が花のかたちを「読む」とき,水面のように「我々」のすがたをも語りだすのではないだろうか.

個展タイトルの “Herbarium” とは植物標本の集積であり,それらを保管・調査する空間を意味する.本展ではフランスで採取した標本など「植物のかたち」を読み解こうとする過程を,仮想の ”Herbarium” のバックヤードに見立てて展示する.



略歴:

東京理科大学理工学部卒業.早稲田大学先進理工学研究科修了後,現在は東京大学農学生命科学研究科博士後期課程在籍.大学から植物科学を中心とする生物学を学び,理論生物学的なアプローチを取り入れて研究を行う.2015年より早稲田大学生命美学プラットフォーム metaPhorest に参加し,生物学や生物文化誌に関連する研究活動をベースにした作品制作を始める.

会場:ASK?Ⓟ(B1F)

会期:2020年6月22日(月)~6月27日(土) 11:30~19:00(27日のみ ~17:00)

新型コロナの影響で5月18日(月)~5月23日(土)から延期になりました(4月15日追記).


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